口の老化度検査メニュー
口の老化度検査
- 口腔内検査(歯数・歯周疾患度)
- 咬合力検査
- 唾液分泌量検査
- カンジダ菌検査
- 飲み込み検査
口腔内検査(歯数・歯周疾患度)
診察によって口腔内の状態を詳しく調べます。
測定項目
- 歯の数
- 歯周検査
- 虫歯治療の状況/清掃状態/歯ぐきからの出血の有無/
歯周や口腔粘膜の状態など - 歯周ポケット検査
咬合力検査
咬合力測定器により左右の奥歯で咬む力を測定します。
唾液分泌量検査
安静時と刺激時の唾液を採取し、その量を測定します。
測定項目
- 安静時
- リラックスしている状態で出た唾液量を測定
- 刺激時(ガムテスト)
- ガムを10分間噛んで分泌される唾液量を測定
- 刺激時(サクソンテスト)
- ガーゼを2分間噛んで分泌される唾液量を測定
カンジダ菌検査
舌を綿棒で軽くこすり、48時間培養してカンジダ菌の数を測定します。
飲み込み検査
30秒間に唾液を何回飲み込めるかを測定する反復唾液嚥下テストにより、飲み込み能力を測定します。
老化度検査でわかる口腔年齢とは?
改善点がひと目でわかる!口の老化度判定グラフから正しい口腔ケアの実践へ
口の老化度検査の結果からは、それぞれの年齢を、実年齢と比較することで、口のどの部分が良く、どの部分が弱点なのかを明確に知ることができます。
加齢が進んでしまっているところは、それを改善していただくために、今までの習慣を見直して正しい口腔ケアを心がけたり、治療を始めるきっかけにもなります。
クリニックのカウンセリングでは、この判定結果をもとに、口の抗加齢〈アンチエイジング〉へのさまざまなアプローチの仕方を、より具体的にご提案していきます。
歯年齢
歯の数は老化の指標
「老化を感じるときは?」のアンケートに「歯を失ったとき」と答える人は多く、歯の数は老化の指標ともなっています。
加齢とともに歯数は減少する傾向があるため、多くの歯が残っていることが望まれます。
現在ある歯の本数で歯年齢を判定します。
口の老化度 判定グラフ
口腔年齢
口の各老化度検査の結果を、単独または複数組み合わせ、口の中の部分や機能ごとに口腔年齢を判定します。
咬合年齢
年齢とともに衰える“咬む力”
歯で咬む力=咬合力は全身の筋力とも深く関連し、咬合力が高い人は運動機能、日常生活能力も優れているという報告があります。
年齢を重ねて歯周病が進行すると、歯を失って咬めなくなり、結果、全身の筋力や骨密度の低下にもつながってしまいます。
咬む力の強さによって、咬合年齢を判定します。
唾液年齢
唾液の減少の陰に健康トラブルあり?!
若さを保つために重要な唾液は、加齢やストレス、薬の副作用など、さまざまな理由により分泌量が減少します。
また、健康な人の口の中にも存在するカンジダ菌は、加齢による唾液分泌量の減少や免疫力の低下により増殖し、味覚異常や口角炎、舌の痛みなど、不快症状を引き起こします。
唾液年齢は、唾液分泌量検査とカンジダ菌検査の結果から判定します。
飲み込み年齢
舌の機能、筋力は大丈夫?
食べ物や唾液の飲み込みは、口の周囲の筋力や舌の働きに左右されます。
加齢とともに、この検査の反復唾液嚥下回数は減少傾向にあります。
飲み込む力が弱くなることにより、食物が誤って気管に入ってしまい、誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。
30秒間の唾液の飲み込み回数により飲み込み年齢を判定します。
歯周年齢
歯周病は歯を失う原因の一つ
歯周病菌によって引き起こされる歯周病は、30歳を過ぎると多くの人がかかり、虫歯とともに歯を失う最大のリスクとなっています。
歯や口の中の手入れが行きどどかないと、腫れや出血、さらには歯や歯を支えているあごの骨まで溶かし、やがて全身の疾患にも悪影響を及ぼします。
口腔内検査により、歯周ポケットの深さを調べることで、あごの骨が溶けている程度もわかります。
口腔年齢の判定とカウンセリングはこのように行われます
老化度検査結果から口腔年齢の判定へ
カウンセリング内容(部分)
- 歯年齢は非常に良好な状態が保たれています。…
- 咬合年齢はベストコンディションとは言えないようです。…
- 歯周年齢は老化傾向が認められます。…
- 飲み込み年齢はベストコンディションとは言えないようです。…
- 唾液年齢は非常に良好に保たれており、現在全く心配ありません。…